2022年の入社数が一番多かった駿台トラベル&ホテル専門学校へドレスを寄贈するとともに、卒業生代表の大堀社員にインタビューをさせていただきました。
ドレスを寄贈とップ対談の記事はこちら
https://soga.co.jp/news/297/
大堀社員(駿台トラベル&ホテル専門学校出身 2022年4月入社/八芳園SOGA衣裳室勤務)
現在の仕事内容は?
入社したての頃は、先輩スタッフがお客さま向けにご用意しているはずの衣裳が前日までに店舗に揃っているかの確認など、サポート的なお仕事でしたが、現在はまだ先輩トレーナーと一緒にではありますが、洋装や和装のフィッティング、接客業務をメインで担当させていただけるようになりました。そのほか、事前にお客さまの好みを伺い、ご希望にマッチするイメージに近い衣裳を、多数登録されている当社データより探し「お見立て」する業務です。それに伴って見積書の作成でしたり、挙式当日までの衣裳に関する確認事項の説明もしております。
社会人になって変化したこと
責任感が学生の頃に「社会人はこんな感じだろう」と想像していたものとは全く変わりました。実際に仕事に携わることで、商品にかけている手間暇や、お客さまにお支払いいただく価格を知ることができたわけですが、そういった現実的な部分が学生の時には見えていなかったこともあり、商品の取り扱い方や、お客さまへ正しい説明をしたりこの衣裳にしてよかったと思っていただけるような提案をしたりしなければといった、より具体的な責任感へと変化が生まれました。
大変だと感じている点とこうなりたいなどの夢はありますか?
接客業務を行っている時間というのがおおよそ2時間なのですが、その2時間の中で初めてお会いしたお客さまのご希望を聞き出したり、お似合いになるデザインやスタイルを見極め、本当にピッタリとお好みに合った衣裳を探したりすることが大変難しいと感じています。ご希望と完全に一致させるためにはドレスのラインだけではなく、色合いや装飾のつき方などデザインごとのディテールの違いもとても重要で、以前先輩がご案内していたお客さまから「さすがプロですね」「まるで私のことを昔から知っている友人みたい」とお褒めいただいたことがあり、側で聞いて自分も先輩のようなスタイリストなりたいと、先輩への尊敬や憧れと共に仕事に対するやる気が強まりました。
日頃工夫している事はありますか?
配属先店舗のお客さまが、自分よりかなり大人の世代の方が多い店舗ですので、いかに新人に見られないようにするかという方法を先輩から教わりました。具体的には話し方や行動なのですが、落ち着いて大人っぽく見せる事で、少しでも経験豊富で安心して衣裳選びのお手伝いを任せていただけるように工夫はしています。また、お休みなどどこかに行かれたのですか?など誰にでも答えられ、その方との距離を近づけられるような話題を意識して会話に織り交ぜています。